メーカーより商社の方が儲かる理由
どうも、ヤマキです。
メーカーに勤めてもうすぐ4年になるゴリラなんですが、就活してた頃から「なんで商社の方が給料ええんや?」と感じていました。
その理由について、これじゃねえかな~とメーカーで働いていてなんとなく気付いたので、個人的に思っていること書きます。
めちゃくちゃ単純なんですけど、
モノを作るのって時間がかかるんですよ。
例えば、8年熟成させたウイスキーを売るとします。
メーカーは原材料を仕込んでウイスキーとして売るまでに8年の時間がかかりますが、商社がウイスキーを売る場合は買ってきて売るだけなんですよ。
ウイスキーの例は割と極端ですが、どんな業界でも「モノを作って売る」のと「買ってきたものを売る」のでは後者の方が利益が出るまでの時間が極端に短い。
利益が出るまでの時間が短いってことは、言い換えると短い時間で稼げる、になります。地球上では同じ速さで時間が流れているので、利益が出るまでかかる時間を縮められた奴が強い、っていうのが資本主義社会なんじゃね~かなと。知らんけど。
話変わりますが、僕の出身は農学部なんですよ。
ニジマス飼って魚の病気の研究をしていました。
なんで養殖やってないの?ていうと、致命的に船酔いしたりいろいろと理由はあるんですが、一番の理由は出荷するまで時間がかかるのに、利益にならないリスクが高いからです。
たとえばブリなんかは稚魚から育てて出荷するまでに2~3年かかりますが、病気が流行ったり赤潮が起きたら一撃でパアですからね。
僕も実際に給水ポンプが故障して飼ってたニジマス300匹が全滅した経験があるんですが、マジで膝から崩れ落ちましたもん。マジで膝から崩れ落ちたのはこの時が最初で最後です(2021/1/27 現在)。
まあそういうことがあって、生き物相手の仕事は怖いなと思い、メーカーに就職しました。
で、就職して、モノを作る方が難しいのに何でメーカーより商社の方が儲かってんの…?と思っていたんですが、よくよく考えたら「仕事が大変」っていうのと「貰える給料が多い」ってのは関係がないんですよね。お金って我慢が多いほど多く貰えるっていうもんでもないんで。
(※商社がラクしてる!って言いたいわけじゃないです。どんな業界でも仕事は皆大変なので)
実際のところ、儲かってる人や儲かってる企業は他人の時間の使い方がめちゃくちゃ上手いです。
日本で儲かってる人、といえばヒ〇キンとかYouTuberを思い浮かべる人も多いことかと思いますが、一番儲かってるのはYouTuberじゃなくてYouTubeそのものです。
ヒカ〇ンは7分の動画を編集するのに6時間かけるらしいですが、
YouTube側は投稿する場所を設けるだけで、動画の作成に1秒もかけずにタダ乗りできるわけです。まあお互いにメリットがあるので、YouTubeがズルい!とかいうわけではないんですが、お金ってしんどいことをしたら貰えるわけではない例としては良いかなと。
という感じで、収益が出るまでの時間が短い業界ほど儲かるんじゃねえかなと思います。知らんけど。
まあ僕は作ったりするのが好きなので、今もこうして1円にもなっていないブログを書いてるわけですが。
そんな感じで終わります。
読んでいただきありがとうございました!
ほなまたね!!!!!