病んでるときに将来のことは考えない方が良い
どうも、ヤマキです。
暗い話題が多い昨今ですが、病んでるときには将来のことよりも、まずは目先のことに集中した方が良いよな、っていう話をします。
不安=ネガティブな未来予測
そもそも不安とは何か?を考えてみます。
不安を時間軸で考えてみると現在から未来にかけての話になると思います。
昨日死んだかもしれない!!不安だなあ!!って人はいないでしょう。
いたらさっさと成仏してくれ。
ということで、不安とは「まだ起こっていないことに対する恐怖」や「これから起こるかもしれない恐怖」といった、現在から未来にかけての恐怖心と言えそうです。
野生の頃の不安と現代の不安は種類が違う
次に不安の存在意義について考えてみます。
人類が野生の存在だったころ、不安は生存に有利に働いていました。
例えば目の前の茂みがガサガサと動いたときに
「ライオンがいるかもしれないぞ」
と警戒する人は逃げて生き延びれる可能性が上がりますが、
「風かな?」
と、のほほんと構えている人はマジでライオンだった場合、食われて死にます。
こんな風に、ネガティブに未来を予測する方が生き延びられる可能性が高いので、不安は野生を生き抜く上で重要な感情でした。
安全なすみかもなく、食料もろくに手に入らず、「今日生きるか死ぬか」といった生活をしていた場合、不安は生死に直結する感情です。
ところが現代は違います。
食料もラクに手に入り、野生生物に襲われる危険がほとんどなくなった現代では、今日生きることよりも明日をどうするか?の方が重要になりました。生きることに対する不安は、「今現在」から「未来」にシフトしたわけです。
人間はリスクを過大評価する
未来について考えてみましょう。
当然の話ですが、10秒後よりも1時間後、1時間後よりも明日、明日よりも1週間後、1か月後、1年後、10年後…とどんどん未来になるにつれて予測することは難しくなります。
芥川龍之介は「ぼんやりとした不安」を抱えて35歳で服毒自殺したわけですが、遠くの未来を考えようとすると「〇〇が起こるかもしれない」といった不安がより大きくなってしまいます。
が、人間は未来予測がヘタクソな生き物です。
こんな実験があります。
『10年後の未来を想像してみてください』
と質問すると、大半の人は
「私の未来はそんなに変わっていないだろう」
と答えるのに対して、
『これまでの10年間を振り返ってみてください』
と質問すると、大半の人が
「私の人生は大きく変わった」
と答えるらしいです。
あなた自身も振り返ってみてどうでしょうか?
つまり、人間は未来を予測することが苦手な生き物です。
ちなみに賢い大学を卒業した専門家の予測も半分ぐらい外れます。
マジで。
なんか何が言いたいのかわからなくなってきたのでまとめます。
・不安は生き残るための本能
・未来のことはネガティブにとらえがち
・人間は未来予測がヘタクソ
この3つの要素が合わさって、「ロクに未来のことも予測できないヤツが、遠い未来について考えると、お先真っ暗になりがち」っていう地獄みたいな状況に陥ります。
ということで、コロナやコロナ、コロナなんかでストレスフルな今の状況で将来について考えるとロクなことにならないです。とりあえず老後の心配なんかはコロナが落ち着いてからにしようぜ。今日1日を生きれたら上出来よ。
そんな感じで終わります。
ほなまたね!!!!!